GW(5/7~5/8) ボードゲームとTRPG

色々忙しくて盛大に遅れたけれど、何とかざっくり書き上げたので投稿。
今回ゲームマーケットで購入したボドゲ類の感想。
未プレイのものは、またいつか遊んだ時に書きたいところ。

[5/7(土)]
自宅にてボドゲ会。
プレイしたものは以下の通り。

・ケルベロス

5人でプレイ。
前日にちらっと開けてカードが3種類しか入っていなくて、「これでおもしろいゲームが遊べるのなら、かなりすごいことだなぁ」と思っていた。
実際のところは、ルールが簡単で手軽にできる割には、なかなかおもしろい。
今回はガチガチに勝ちを目指しに来るメンバーが多かったので、自分の手からでは手番の遠い相手に影響を及ぼしきれなかったりする点は少し不満もあったかも。
プレイ人数が変わればその辺も変化が出そう。あとは、説明書にも書いてある通りチップはちょっと不足気味。(代替品はいくらでも用意できるから大したことではないけど)
ボドゲ初心者を誘いやすいゲームだと思う。

・フラムルルイエ

クトゥルフネタの競りゲー。5人でプレイ。
競り落とした宝物の価値が低いのに競りに出したカードが強すぎると失点(SAN値の減少)に繋がるなど、ブラフを仕掛ける機会も多く、クトゥルフ感がしっかり出ていて楽しい。
ゲーム開始時に各自にランダムに配られる切り札、競りの対象になる宝物の価値が親しか分からない、ゲーム終了時に全員のSAN値がマイナスだったら勝利条件が逆転する、などのゲームに変化を持たせる要素も多め。
あとは、旧き印のカード効果はカードテキストを見ただけだと処理が分からないと思うので、ゲーム開始前に確認しておくべし。
カードイラストも雰囲気があって素晴らしい。
経験者が集まれば楽しいけれど、ボドゲ初心者にいきなりぶつけるには向かなさそう。

・星をなくしたキャロテイン

5人でプレイ。
すごく可愛いコンポーネントが嬉しい、ボドゲ初心者におすすめしやすそうな雰囲気のゲーム。
おおまかなルールとしては、順番にマットの上に「星」を置いていき、透明のアクリルボードを「星」の上に置いて「星」を隠しきれれば(=星座にできれば)得点になる。
あとは、基本的には置かれた星の状況を見て、星座にしきれないなと思った人からパスして降りていく。
複雑な効果やコンボ、ブラフなども無く、目測と感覚で遊べるところや、見た目やゲームの雰囲気から初心者を誘いやすそうなゲームだと思っていた。
が、この度ボドゲ経験者でも気合を入れて戦えることが判明。(もちろん初心者でも楽しめると思うけど)
ほのぼのとしたゲームで本気で勝ちを取りに行くメンバーが集まると、点数を稼ぎつつ相手を困らせる為に早速離れた場所に星を置きに行ったり、置かれた星の距離が絶妙な場面になると立ち上がって延々と真上から見下ろし続けたり、時折ネタに走って星を置く位置で何かを表現し始めたり、かなりシュールかつ熱い戦いが繰り広げられる。
こんな感じで2ゲームやったら1時間半~2時間ぐらいかかっていた(と思う)ので、公式の想定プレイ時間(15分~)を考えると、やはりこの楽しみ方は想定外な気がしてくる。
盛大に楽しんだけれど、次はもっと普通の反応をしそうな人とも遊んでみたくなる。

・ヴォーパルス

以前から気になっていたけど、絶版で手に入らなかったゲーム。
今回は待望の再版ということで、予約して購入した。
5人で3回プレイ。
1ゲーム目は1時間ぐらいかかった気がするが、2回目はもう少し短かったはず。
聞いていた通りの安定しておもしろい感じのあるゲーム。
全員の手番が同時に進行することと、全4ラウンドでゲームが終了することで、一度ルールさえ覚えてしまえば見た目よりもかなり早くゲームが終わる印象。
それでいて、豊富なカード効果と特徴的な経年システム、各資源や勝利点の稼ぎ方の戦略性、相手の場も見越してのドラフトなどで、1プレイ毎の内容は濃い。
まだ3ゲームしかしていないが、2ゲーム目で既に兵力を捨ててカード効果で勝利点を稼ぎに走って1位に1点差までこぎつけたプレイヤーがいたりもするので、これからもやりこんで色々な戦略を試したくなる良ゲーだった。
基本セットに付いていた拡張の建物2つはプレイしたが、同時に購入した拡張セットはまだ遊んでいないので、次はそれも遊んでみたい。

・シュリケンニンジャ

ここから人が減って2人プレイ。
基本的にはカードでじゃんけん、選択肢は5パターンぐらい。
相手の動きを読む為の情報も無く、戦略性には乏しい。(3人以上のプレイでどうなるかは不明だが、あまり変わらない気もする)
が、たぶん見どころはそこではなく、いかにシュールで怪しい戦いが繰り広げられるか、という点だと思う。
「なぜここでマキビシ!?」が出る度に吹くw
やりこみはしないが嫌いじゃないよ!

・クレーマークレーマー

大まかなルールは、山から引かれたカードに描かれたアイコンと手札のカードのアイコンを見比べて、一致する場合は一番早くカードを出した人が勝ちでカードを得点としてもらっていける、というもの。
2人でプレイしたが、2人だとちょっと微妙。大人数でやった方がおもしろいと思う。
カードプールはわからないけど、手札に弱い店員がいっぱいいると不利な気がする。(そもそも本気で勝ちを目指すようなゲームかどうかは別として)
あと、2人プレイ時に客カードをめくった時に、クレーマーじゃなくて客だとすぐ取れてしまうのはやる前から分かってたけどずるいわw
思わず、「客に用はない、クレーマーを寄越せ!」的な怪しいセリフを口走ってしまった気がする。

・海賊と金塊

2人でプレイ。最大4人までプレイ可能。
ルールは簡単で、自分の手番では山から得点札を引いて配置するか、手札から自分の手下を配置するか、の二択で行動する。各カードは既に出ているカードに隣接するように置かなければいけない。全カードが配置された時点で各得点札は隣接する手下カードの合計点(戦闘力?)が多い人のものになる。
少しの運要素もあるが、基本的には本気で戦えるタイプのゲームだと思う。その少しの運要素も得点札の引きぐらいだし、弱い得点札も相手に押し付ければ有効に使えるので、気にならない。
事前にウェブでルールを読んだ時も思ったが、シンプルでいながらしっかり考えつつ対戦できる良いゲームだと思う。
個人的にこういったタイプのゲームは結構好きだし、ルールが簡単で初心者とも遊びやすそうだから今後出番が増えそう。

・クリミナルズ

2人でプレイ。チームを組織してお宝を狙う、ハリウッド的な雰囲気のカードゲーム。
テーマあまり他にない感じだけど、結構好み。
各キャラクターごとに設定された”苦手なキャラクター”のルールに関して、最初は意識しづらく取っ付きにくい印象がある。
また、ランダムに構築されるセキュリティの運次第では、絶対に突破できないようなものもあるのがちょっとネックかも。
あとは4人プレイになった時にどれだけプレイ感が変わるかは気になる。
ルールを読んだだけだと、4人プレイの方がブラフをかけにくくなりそうで気になる。

・からふる どれいく

2人でプレイ。(翌日は3人でも遊んだ)
裏表の絵柄が異なるタイルを使って、神経衰弱をしたりオセロをしたりする。
ほんわかした絵柄に騙されそうになるが、実際はかなり頭に負荷をかけるゲームだと思う。
裏返した時に絵柄が異なることもあれば同じこともあるし、両面含めて考慮して動かないといけないので、なかなか大変。
コツをつかめばかなりやり易くはなるが、コツを掴まないうちに全部しっかり覚えて頑張ろうとすると無理が出そう。
考えたり記憶しておいたりが苦手だと、あっさり諦めて適当に感覚だけでやってしまいそうな感じがある。
初心者をボードゲームの世界に引き込むのには向いてなさそうだけど、個人的には結構好き。

[5/8(日)]
TRPG会でGM3人がそれぞれSW2.0のシナリオを持ち寄り、1日で3セッション回す日。
だったはずが、風邪やら何やらで予定人数が集まらず、急遽『ガラコと破界の塔』のサンプルシナリオを遊びつつ、余った時間でゲームマーケットで購入したゲームを遊ぶことに。

・ガラコと破界の塔
SFでロボットで別惑星なTRPG。
プレイヤーはガラコと呼ばれるロボットに乗って、無人機な敵ロボットを倒したり探索して資源を集めたりでお金を稼ぐガラコ乗りをRPする。
パーツを組み替えてカスタマイズできるガラコ、倒すとガラコのパーツがゲットできる敵ドローン、奇妙でおどろおどろしい原住生物、高い死亡率とそれに見合った報酬(ゲーム内の1クレジットは日本円換算で10万円!)、初期作成時のシビアな所持金(燃料やら食料やらでパーツが全然買えない、悩ましい!)、などなど。
ちなみに、3人でサンプルシナリオを遊んだら全滅したけど、楽しかったです。

2冊目『ガラコと黄昏の大地』や3冊目『ガラコと旧世界の影』に記載のシナリオもおもしろそうで、自分でもシナリオを組みたくなってくる。
2冊目も3冊目も、追加データやルールだけでなく趣の異なるシナリオが載っているので、「ガラコでこういうシナリオをやっていいのか」というのが掴みやすいのがいい。
あとは、ガラコでGMをやるなら2冊目冒頭の心構え的なところはしっかり目を通しておきたい。
ガラコというTRPGのゲームデザインが何を目指したものなのかが理解できるし、それを元にどのようにマスタリングするべきかの指針が手に入る。

一番の問題は、パーツ組み換えや敵データの管理などに要する処理が結構重いこと。
オフセで紙で管理するのも大変だし、後日オンセでもやったが祖tの時はGoogleスプレッドシートで管理したけど、それでも大変だった。
どどんとふだと、ガラコのパーツ管理周りは全然できないので、ガラコ用にオンラインセッションの専用ツールが欲しくなってくる。

・ゼヒツェン
3人でプレイ。写真は撮り忘れた。
ルールもカード効果もシンプルで、1ゲームやればすぐに覚えられる。
数字の無いウノみたいな感覚で、敗北条件が山札の最後のカードを引くこと。
手軽に何度も楽しめるのでオススメ。

・エイジオブサモナー

3人でプレイ。Twitterで時折情報が流れていて、おもしろそうだなと気になっていたので購入。
期待通り、安定しておもしろい感じ。
精霊を大量に召喚していて、いかにも戦いそうな雰囲気に見えるが、他のプレイヤーと直接的に戦うことはない。
基本的にはそれぞれのプレイヤーが自分の手札や魔力と相談しつつ個別に勝利点を稼いでいくゲーム。
状況によっては、相手の勝利点を1点奪ったり、手札を1枚奪ったりといった妨害もありうるが、それ手段はそれほど多くない。
精霊召喚の魔力が、自分の出したカードだけでなく相手から送られてきたものも含まれるので、直接的ではなく相手の場や手札を考えて間接的に妨害するイメージが強い。
カード効果が豊富なので、もっとやり込めばさらに楽しくなると思う。
(初プレイ時は順調に勝利点を稼いでいたつもりだったけど、ゲーム終了後の得点計算でがっつり逆転されてた)

以上、GWの内容終わり!(書くの遅すぎ……)[5/7(土)]
自宅にてボドゲ会。
プレイしたものは以下の通り。

・ケルベロス
5人でプレイ。
前日にちらっと開けてカードが3種類しか入っていなくて、「これでおもしろいゲームだったらすごいなぁ」と思っていた。
ルールが簡単で手軽にできる割には、なかなかおもしろい。
今回はガチガチに勝ちを目指しに来るメンバーが多かったので、自分の手からでは手番の遠い相手に影響を及ぼしきれなかったりする点は少し不満もあったかも。
プレイ人数が変わればその辺も変化が出そう。あとは、説明書にも書いてある通りチップはちょっと不足気味。(代替品はいくらでも用意できるから大したことではないけど)
ボドゲ初心者を誘いやすいゲームだと思う。

・フラムルルイエ
クトゥルフネタの競りゲー。5人でプレイ。
競り落とした宝物の価値が低いのに競りに出したカードが強すぎると失点(SAN値の減少)に繋がるなど、ブラフを仕掛ける機会も多く、クトゥルフ感がしっかり出ていて楽しい。
ゲーム開始時に各自にランダムに配られる切り札、競りの対象になる宝物の価値が親しか分からない、ゲーム終了時に全員のSAN値がマイナスだったら勝利条件が逆転する、などのゲームに変化を持たせる要素も多め。
あとは、旧き印のカード効果はカードテキストを見ただけだと処理が分からないと思うので、ゲーム開始前に確認しておくべし。
カードイラストも雰囲気があって素晴らしい。
経験者が集まれば楽しいけれど、ボドゲ初心者にいきなりぶつけるには向かなさそう。

・星をなくしたキャロテイン
5人でプレイ。
すごく可愛いコンポーネントが嬉しい、ボドゲ初心者におすすめしやすそうな雰囲気のゲーム。
おおまかなルールとしては、順番にマットの上に「星」を置いていき、透明のアクリルボードを「星」の上に置いて「星」を隠しきれれば(=星座にできれば)得点になる。
あとは、基本的には置かれた星の状況を見て、星座にしきれないなと思った人からパスして降りていく。
複雑な効果やコンボ、ブラフなども無く、目測と感覚で遊べるところや、見た目やゲームの雰囲気から初心者を誘いやすそうなゲームだと思っていた。
が、この度ボドゲ経験者でも気合を入れて戦えることが判明。(もちろん初心者でも楽しめると思うけど)
ほのぼのとしたゲームで本気で勝ちを取りに行くメンバーが集まると、点数を稼ぎつつ相手を困らせる為に早速離れた場所に星を置きに行ったり、置かれた星の距離が絶妙な場面になると立ち上がって延々と真上から見下ろし続けたり、時折ネタに走って星を置く位置で何かを表現し始めたり、かなりシュールかつ熱い戦いが繰り広げられる。
こんな感じで2ゲームやったら1時間半~2時間ぐらいかかっていた(と思う)ので、公式の想定プレイ時間(15分~)を考えると、やはりこの楽しみ方は想定外な気がしてくる。
盛大に楽しんだけれど、次はもっと普通の反応をしそうな人とも遊んでみたくなる。

・ヴォーパルス
以前から気になっていたけど、絶版で手に入らなかったゲーム。
今回は待望の再版ということで、予約して購入した。
5人で3回プレイ。
1ゲーム目は1時間ぐらいかかった気がするが、2回目はもう少し短かったはず。
聞いていた通りの安定しておもしろい感じのあるゲーム。
全員の手番が同時に進行することと、全4ラウンドでゲームが終了することで、一度ルールさえ覚えてしまえば見た目よりもかなり早くゲームが終わる印象。
それでいて、豊富なカード効果と特徴的な経年システム、各資源や勝利点の稼ぎ方の戦略性、相手の場も見越してのドラフトなどで、1プレイ毎の内容は濃い。
まだ3ゲームしかしていないが、2ゲーム目で既に兵力を捨ててカード効果で勝利点を稼ぎに走って1位に1点差までこぎつけたプレイヤーがいたりもするので、これからもやりこんで色々な戦略を試したくなる良ゲーだった。
基本セットに付いていた拡張の建物2つはプレイしたが、同時に購入した拡張セットはまだ遊んでいないので、次はそれも遊んでみたい。

・シュリケンニンジャ
ここから人が減って2人プレイ。
基本的にはカードでじゃんけん、選択肢は5パターンぐらい。
相手の動きを読む為の情報も無く、戦略性には乏しい。(3人以上のプレイでどうなるかは不明だが、あまり変わらない気もする)
が、たぶん見どころはそこではなく、いかにシュールで怪しい戦いが繰り広げられるか、という点だと思う。
「なぜここでマキビシ!?」が出る度に吹くw
やりこみはしないが嫌いじゃないよ!

・クレーマークレーマー
大まかなルールは、山から引かれたカードに描かれたアイコンと手札のカードのアイコンを見比べて、一致する場合は一番早くカードを出した人が勝ちでカードを得点としてもらっていける、というもの。
2人でプレイしたが、2人だとちょっと微妙。大人数でやった方がおもしろいと思う。
カードプールはわからないけど、手札に弱い店員がいっぱいいると不利な気がする。(そもそも本気で勝ちを目指すようなゲームかどうかは別として)
あと、2人プレイ時に客カードをめくった時に、クレーマーじゃなくて客だとすぐ取れてしまうのはやる前から分かってたけどずるいわw
思わず、「客に用はない、クレーマーを寄越せ!」的な怪しいセリフを口走ってしまった気がする。

・海賊と金塊
2人でプレイ。最大4人までプレイ可能。
ルールは簡単で、自分の手番では山から得点札を引いて配置するか、手札から自分の手下を配置するか、の二択で行動する。各カードは既に出ているカードに隣接するように置かなければいけない。全カードが配置された時点で各得点札は隣接する手下カードの合計点(戦闘力?)が多い人のものになる。
少しの運要素もあるが、基本的には本気で戦えるタイプのゲームだと思う。その少しの運要素も得点札の引きぐらいだし、弱い得点札も相手に押し付ければ有効に使えるので、気にならない。
事前にウェブでルールを読んだ時も思ったが、シンプルでいながらしっかり考えつつ対戦できる良いゲームだと思う。
個人的にこういったタイプのゲームは結構好きだし、ルールが簡単で初心者とも遊びやすそうだから今後出番が増えそう。

[5/8(日)]
TRPG会でGM3人がそれぞれSW2.0のシナリオを持ち寄り、1日で3セッション回す日。
だったはずが、風邪やら何やらで予定人数が集まらず、急遽『ガラコと破界の塔』のサンプルシナリオを遊びつつ、余った時間でゲームマーケットで購入したゲームを遊ぶことに。

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